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BLUEONEBIRDBLOG

漫画や釣りの話題など。

ハートロッカー

アカデミー賞アバターと争ったという映画「ハート・ロッカー」を見ました。もう一つのわりと新作のモンスターものと迷っていたのですがターミネーター4も借りていたため少しでも似ていないものをと思って選んでみました。アカデミー9部門ノミネート。6部門で受賞しています。

 

 

アメリカ兵の地雷撤去がテーマとされた映画です。時代は現代。舞台はイラク戦争後のイラクです。主人公はアメリカ軍の危険物処理班。

 

地雷を撤去に向かう前、緊張が立ち込める中お互いを落ち着かせるような和やかな雰囲気の兵士たち。とうとうこの日も作業が始まります。さっきの空気が嘘のようになくなりとてつもない緊張感。命をかけた作業です。しかし事件が起こってしまいます。

 

イラン戦争が起きてからも現地でテロが収まらないというニュースをよくききましたが、映画でそれを忠実に再現されています。自分とは違う人種の人たちの中、言葉を通じさせることもままならないまま生活をする兵士たち。どこにテロが潜んでいるのか分かりません。

 

すごいのはその緊張感を表すカメラワークです。この緊張感はプレデターのジャングルを進む兵士たちに似ていると思いました。そして兵士たちの心理描写。言葉じゃなく画で表現するというのはこういう事なんだなと思いました。すごい技術をもった監督だなと思います。監督はキャスリン・ビグローという女性の監督です。他の映画もみてみたいです。

 

この映画の中ではふとした瞬間、そこが戦場と化します。いきなり反政府軍の部隊に襲われ、反撃に入る兵隊達のシーンがとても印象的です。ほんとうにこういう光景が現地で行われているんだろうと思わせるリアリティーのあるシーン。こういうシーンをみるとリアルな戦地をテーマにしたプライベートライアンなどの映画を思わせます。テーマとしてはそんな要素もあると思います。

 

人が簡単に亡くなっていくという状況のなか、ケンカも強くタフな兵隊達も少しづつさいなまれ始めてきます。

 

本当にイラクで駐在していた兵士達はこういう生活の中で暮らしているのだろうと思わせる戦場のリアリティーで戦争を批判していると思いますがもう一つ大きなテーマがあると思います。それは爆弾処理をする兵隊たちの勇気だと思います。下手をすると命がなくなる危険が隣り合わせ、普通の人はとてもできることじゃない、何故そんなことができるんだ?という疑問をこの映画の主人公は終盤で答えます。

 

主人公はだれなんだ?という感じが序盤はあったのですが、この人は多分違うんだろうという人が主人公でした。でも主人公の魅力はちゃんとその後描かれています。自分としては少し珍しい主人公像だなと思います。

 

残酷なシーンもあるので苦手な方はだめかもしれません。すごくいい映画が見れたと思いました。あの緊張感の連続はまさに見物でした。次はターミネーター4をレビューしてみます。

 

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