読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

BLUEONEBIRDBLOG

漫画や釣りの話題など。

震災記録の続き

震災

今日家の掃除をしていたら地域の放送が流されていました。災害で犠牲になってしまった人たちの遺体を遺族の方々に引き取りに来てほしいという放送でした。ほんとうに自分の住んでいる身近な地域でこんな放送が流されているとまだ何か信じられない気持です。

 

 

津波の被害に遭った海沿いの地域はテレビや写真で見たことがある戦場の様子ととてもよく似ています。昨日は友達から中学時代の先生が亡くなられていたとメールで知らせてもらいました。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

この間の投稿の続きになります。

 

家で10人くらいで避難することになりました。普段製作などをしている部屋が2階にあるのですが揺れにより本棚が倒れ長年使っていた机も半壊状態。片付けをしてスペースを作りました。もうすっかり暗くなってしまい、重なった荷物の中から電池を探して確保しました。

 

水は一階を超えて階段の3段目くらいで止まりました。

 

ここで大変だったのは避難していた家族の中に赤ちゃんがいたことです。まだ粉ミルクしか飲めないみたいなので石油ストーブでミルクを沸かしていたみたいでした。数日後の夜はけっこう夜泣きをしていました。

 

外を見ると外の塀を完全に超えている水位で、1日1日で10センチ20センチ下がったかと思うとまた潮の干満で上がったり下がったりしている感じです。次の日外を見ると全く水位が変わっていなかったときはがっかりしてしまいました。いつになれば外に出れるんだろう。みんなそんな気持ちだったと思います。

 

たぶん1週間くらいは水が引かないだろうと覚悟しました。食料はできるだけ少しずつとっていました。外は自衛隊のヘリコプターがたくさん飛んでいてすぐ近くのマンションや店の屋上に取り残された人の救助をしています。こんなにヘリコプターのお腹側に移された日の丸がカッコよく心強く思えたことはありません!じ~んとしてしまいます・・。タオルを持って振りながらみんな叫びました。釣り竿にタオルを付けて旗もあげています。

 

外を囲んだ水の上もゴムボートで食料を届けたりしているのが見えます。窓から救助を呼び、なんとか自衛隊のボートに気づいてもらえ赤ちゃんがいるということで救助に来てくれることになりました。ここでやっと胸を撫で下ろしてひとまず安心です。今はヘリコプターの画像をアップできませんので後ほど!

 

その日の夕方に自衛隊のヘリコプターが家の上空まできてくれ、赤ちゃん家族を引き上げてくれる事に。ハーネスを親御さんがつけて赤ちゃんと一緒に引き上げられていきます。すごい風で水面が海のように波立ち、窓ガラスがガタガタ揺れました。燃料がもうないということで急いでくれと言われましたが無事に4人は救助され、残りの人たちは残ることに。でもヘリコプターに乗るまでが怖いという人もいたので残りたいという希望もあったようでした。

 

これからどうなったかといいますと4日目で兄弟が助けに来てくれて水が少なくなってきたところを脱出しました。避難していた人も無事でいます。

 

この水の中はとても冷たい所があり、少しつらかったのですが避難所まで歩いてそこから避難先まで移動したという感じです。

 

 

 

この水の中を服の収納ケースに入れられて運ばれているワンコを見ました。でも水が入ってしまったのかずぶ濡れです。途中からゴムボートに乗せて運ばれていました。体調がわるいのか避難所につくと下痢をしていたようです。移動中話しかけてきたおばちゃんは自分の犬を助けられなかったととてもさみしそうでした。

 

海を漂流しながらも何週間ぶりに人が発見されたニュースが放送されていましたが、犬も生きようと必死で頑張っています。

 

気仙沼市で海を3週間漂流していた犬が発見されたそうです。気仙沼市といえばここもまた大きな被害を受けた土地です。生きていてくれた。きっと飼い主さんには大きな希望が見えたんだと思います。

広告を非表示にする